8月の夏休みの旅行は涼を求めて北海道ニセコへ行ってきました。
今年は6月に梅雨が明けてしまい、暑くて・・・本当にこの日が待ち遠しかったです。
最近は外国人に本当に大人気のニセコ。
宿泊したのは坐忘林。このニセコにあるイギリス人オーナーの隠れ家的なお宿です。
客室数は15。源泉かけ流しの温泉がすべてのお部屋に付いています♡
到着したのは夕方近く。 ニセコに到着してしばらく山を登ったところ、静かな林の中にありました。
レンタカーのカーナビ設定は少しずれてて、引き返しました。
到着するとエントランスには火が灯っていました。
チェックインはフロントで。フロント脇のスペースには暖炉があり、こちらにもなんと、火が付いています。
夏なのに火?と思われるかもしれませんが、この日のニセコは昼間でも18度くらい。
夕方には15度以下になり肌寒く感じるほど♡
チェックインのときはイチョウのコーディアルドリンクにおしぼりがでてきました。
さっそくのおもてなし。
チェックインが済むと館内を案内してもらいながら、お部屋に案内いただきました。
客室はそれぞれ独立していて、客室と客室の間には路地が!
冬は温泉の湯を少しずつ流して雪を溶かすのだそうですが、雪と温泉水が丸い粒となって凍ったりするらしく、この路地の景色も素敵になるのだとか。
夏場は中庭の緑も青々としていますが、冬は真っ白になるのでしょう。
そう考えると、この廊下の様子も一変するとおもうともう一度訪れたくなります。
お部屋は、源泉かけ流しの温泉付きです。
今回は和室付きのお部屋にしてみました♪
和室はごろごろできてよいですね。
掘りごたつの机もあるので、外の景色をみながらゆっくりできます。
リビングルームは大きなソファがテレビ方向に座れるように置かれています。
このソファも寝心地がよかった(笑)
ただし、こちらのお宿は地上波テレビやケーブルテレビは見られません。
WiFiでみられる、AppleTVのみ。huluやAbemaTVはAppleTVから観られました。
わたしは普段からほとんど地上波は観ないくてAppleTVやAmazonプライム・ビデオ大好き・・むしろありがたかったです。
お部屋の露天風呂がこちら。
天井から細い管が降りていて、静かに源泉が注がれていました。
そしてこちらがお部屋の内湯。
こちらも源泉。
内湯と露天風呂はガラス戸でつながっているので、行き来が可能です。
内湯の方には洗い場があって、シャンプーやリンスなどはこちらに。
洗面台も広くて、窓があるので開放的な雰囲気でした。
こちらはソープディッシュとコップ。
洗面台も石なの。
引き出しの中に収められていたアメニティ類
女性用の洗顔料や化粧水が入っています。
ほかに、シャンプーなども坐忘林オリジナルの小さいボトルがあったとおもうのだけも写真を撮ってなかったみたい。
冷蔵庫の中にはドリンクたくさん。
アルコールドリンク以外は、無料です♪
テレビ横のミニバーには、ミネラルウォーターやネスプレッソのマシーンのほか、こだわりの食器が入っていました。
ワインやウィスキーも。グラスがドリンクに合わせて用意されています。
お棗の中には緑茶やほうじ茶の茶葉も入っていました。
急須のセットもあるので、ゆっくりお茶もいただけます。
下段はDVDプレーヤーにAppleTV、BOSEのブルートゥーススピーカーも。
ブルートゥーススピーカーも2泊以上のときは必ず持っていくアイテム♪
それが揃っていて、しかも、BOSEだなんでありがたいです♪
そしてWiFi。 わたしはUQ mobileなのでAUの電波利用なのですが、お部屋は常に1本か2本しか立ってなくて電波は入りづらい状況でした。
お部屋は無料のWiFiがあって、安心しました。
お手洗いは玄関のほうに個室が。
こちらも、隣のお部屋との間の路地が見える形で、明るい雰囲気。
そして和室のほうには、お布団♪
そして大きなクローゼットがありました。
セーフティーボックス。
そして館内着と半纏。
想像していた以上に夏のニセコは涼しかったので、朝夕はこの半纏が欠かせませんでした。 ブラック一色だし、ちょっと形が凝っていて意外とおしゃれ。
スリッパはふかふかでした。 ぬかりないです。
そうそう。館内を移動するときはスリッパじゃなくて、こちらの草履でした。
お部屋の外は、湧水が流れ込む池を囲む林です。
このベランダは本当に気持ちよかった。
冷蔵庫の中の人参ジュースも、繊維がそのまま入ってる濃さで美味しかった。
そして、こちらのお宿の特徴でもある空調は、
冷房は、湧水を利用していて、暖房は温泉水を利用しているとのこと。
クーラーはないの。
ニセコでも夏の暑い日はたまにあるそうですが、自然の空気が取り込めるようになっていました。
窓には網戸、そして、お部屋内にはダイソンの扇風機。
わたしがお伺いした何日かはとっても涼しくて、夜なんかは暖房をOnにしていましたが。。
夜には夕食の間にお部屋のターンダウンをしてくれます。
枕元にはお水と、真鍮のバターケースに入ったチョコレート。
和室のテーブルは掘りごたつです。
館内で見かけるお客様は私たちを除くとほとんど外国の方だったので、これはうれしいだろうな。 日本人の私ももちろん、うれしい。
チェックアウト前はなごりおしくて、ここでゆっくりお茶を飲みました。
お部屋以外の館内にも、宿泊者がくつろげるスペースがたくさんあります。
こちらはリビングルーム。
天井も高くて、広めのソファーが並んでいます。
そして、こちらにも暖炉。 朝方行くと、薪は片付けられていましたが、ほんのりいい香り。
羊蹄山を望む景色が広がります。
そして、こちらは、立派な一枚板のバーカウンター。
ここからも羊蹄山が。
そしてライブラリー。 ここで読書している人もちらほら。
小説がたくさんおいてあったり、お宿がセレクトした画集がたくさん。
こういうところはなんだか旅館ぽい。
そして、こちら坐忘林のウェルカムドリンクは、お抹茶。
お宿に着いてすぐでなくても、昼間ならいつでもお願いすればいただけるとのこと。
イギリス人オーナーがオーダーしたという、一枚板のテーブルに切られたお釜を使って薄茶を点てていただけます。
一緒に頂いたお干菓子は坐忘林のオリジナルの和三盆。
和やかに談笑しながら、お茶を一服。
外国の方も私達が頂いていると、気になるのか、ちらちら見ながら集まって来ていました。日本の文化がイギリス人オーナーのおかげで伝わるようで、なんだかうれしかったです♡
お宿のおもてなしも、館内の雰囲気もお料理も本当に特別なお宿で、家族もほんとうに感動していました。
なにか思い出に残るものをとおもって、お部屋でも使った湯呑を購入して帰りました。
アイスクリームを食べたりするのにもいい感じ♪
お宿の方にお伺いすると、こちらはニセコだけあって冬のほうが混み合うそうです。
写真家のオーナーのお宿だけあってどこから景色を切り取っても素敵です。
ホテルからの冬景色も格別だとおっしゃっていたので、いつか行きたいなと思っています。
新鮮なやさいたっぷりの朝食の様子はこちら